Amazonの電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」シリーズの新型モデル「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」。
気になっている方も多いと思いますが、以前からあった「Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)」との違いが気になりますよね。
今回は、Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルの特徴と他のモデルとの違いを解説します。
目次
マンガモデルとは?特徴とスペックの違い
「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」は5種類あるKindle端末の中で特に人気が高い「Kindle Paperwhite」の上位版として新登場したモデルです。
関連記事:Kindle(キンドル)端末のおすすめモデルと選び方!価格・スペックの違いを種類別に徹底比較!
マンガモデルは本家のアメリカでは発売がなく、日本だけで限定発売されています。
「マンガモデル」の名の通り、Kindleでマンガを読みたい方には最適なモデルです。
その理由は後で詳しく解説しますが、まずは普通のPaperwhiteと新型のマンガモデルの相違点を表にまとめましたのでご覧ください。
Kindle Paperwhite | Paperwhite マンガモデル | |
---|---|---|
容量 | 4GB | 32GB |
価格 | 16,280円(Wi-Fi、キャンペーン情報なしの場合) | 18,280円(Wi-Fi、キャンペーン情報なしの場合) |
接続 | Wi-Fi、Wi-Fi+無料3G | Wi-Fi |
上の表にまとめた通り、普通のPaperwhiteとマンガモデルの違いは容量、価格、接続の3つのみです。
特に容量の違いが大きく、これがほぼ全てといっても過言ではないでしょう。
逆に言うと、この3つ以外は通常のKindle Paperwhiteと変わりありません。
- 本物の本のような画面表示の質感
- 目に優しくて疲れにくい
- 屋外でも画面が見やすい
- 軽量で持ち運びしやすい
などのKindle端末ならではのメリットはマンガモデルでも健在です。
Kindle端末の評判やメリットの詳しい解説は以下の記事を参考にどうぞ。
⇒Kindle(キンドル)端末の評判・特徴とメリット・デメリット!スマホやタブレットで読むのとどっちがいいか?
容量が8倍の32GB
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルの最大のメリットは32GBの大容量を備えているという点です。
これは普通のKindle Paperwhiteの実に8倍。
マンガモデル以外のKindle端末は、最も安いKindleから最上位モデルのKindle Oasisまで全て容量は4GBです。
つまりマンガモデルだけが飛び抜けて大容量な仕様になっています。
「4GBでは容量が心配」という方におすすめですね。
マンガを読むのに最適!
Kindle Paperwhite マンガモデルはその名の通り、Kindle端末でマンガを読むには最適なモデルです。
その理由は、上でも解説したマンガモデルの圧倒的な大容量にあります。
一般的な書籍であれば4GBの容量でも数千冊は保存できるので、他のKindle端末でも全く問題ないのですが、マンガとなると話が変わってきます。
マンガは絵がある分、活字だけの一般的な書籍と比べて非常に容量をとります。
今までのKindleだと、マンガを数十冊入れただけで容量がいっぱいになるので新しいマンガを買うと他のマンガを端末から削除する必要がありました。
もちろんデータはクラウド上に残っているので再ダウンロードはできるのですが、いちいち消して入れてをするのは面倒ですよね。
その点、マンガモデルなら約700冊のマンガを入れておくことができます。
これだけ容量があれば「こち亀」などの巻数の多いマンガも余裕で全巻入れておけますし、普通に使う分には容量で困ることはほとんどないと思います。
価格は2,000円高い
おそらくほとんどの方が気にするであろう価格面。
Wi-Fiタイプでキャンペーン情報なしの場合、通常のPaperwhiteは16,280円、マンガモデルは18,280円とマンガモデルの方が2,000円高いです。
価格が高いと言われると一気に拒否反応が出るかもしれませんが、容量が8倍にアップしているのに価格は2,000円上がっただけど考えるとかなりお得感はあります。
ちなみに、マンガモデルは通常のPaperwhiteと同じく、Amazonプライム会員になっていると4,000円引きで購入できるので非常にお買い得です。
⇒Amazonプライム会員「Kindle」「Kindle Paperwhite」を4,000円引きで買えて安い!クーポンの使い方・利用方法も解説!
マンガモデルはWi-Fiタイプのみ
通常のPaperwhiteの場合、接続タイプがWi-FiのみのものとWi-Fi+無料3Gのものの2種類がありますが、マンガモデルの場合はWi-Fiのみとなっています。
ただ、これは正直全く問題はないと思います。
というのも、マンガは容量が大きいのでそもそも3G環境ではダウンロードできない場合が多いからです。
必然的にWi-Fiを使うことになるので、3Gは必要ないということですね。
もちろんですが、Kindle端末で本やマンガを読む際にはWi-Fi環境がなくても大丈夫です。
いつでもどこでも読書を楽しめます。
あくまで書籍をダウンロードする際にWi-Fi環境が必要なだけなので安心してくださいね。
新たに搭載された機能
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルには、
- 快速ページターン
- 連続ページターン
- ピンチ&ズーム
という3つの新機能が追加されています。
快速ページターン
「快速ページターン」によって従来のモデルと比べてページをめくる際の速度が33%アップしています。
今までと比べてページの切り替えがワンテンポ早くなっていて快適性が格段に向上しています。
パラパラと流し読みしたい時には嬉しいですね。
連続ページターン
「連続ページターン」は画面を長押しすることでページが高速で切り替わる機能。
お目当てのページまで読み飛ばしたい時に便利です。
ピンチ&ズーム
「ピンチ&ズーム」は指で画面を広げることで簡単にページを拡大できる機能。
スマホでもお馴染みの機能がついにKindle端末にも搭載されました。
マンガの細かな絵やセリフを見たい時に重宝します。
この3つはKindle端末でマンガを読む際にとても便利な機能です。
まさにマンガを快適に読むための機能と言えるでしょう。
ただし、これらの機能はアップデートで他のKindleにも搭載されるのでマンガモデルだけの機能というわけではありませんが。
結局どちらのモデルにするべきか?
ここまでマンガモデルの特徴やメリットを解説してきましたが、どちらを買うべきかという結論は、
「マンガを読むならマンガモデルにするべき!読まないなら必要なし!」
です。
まぁ当然といえば当然ですが(笑)
Kindle端末でマンガを読みたいなら間違いなくマンガモデルにするべきです。
2,000円の価格差はありますが、それ以上に大容量ですあることのメリットが大きいです。
逆に、Kindle端末でマンガを読まない方は普通のPaperwhiteで十分。
普通のPaperwhiteでも一般的な書籍なら数千冊入るわけですから容量で困ることはまずないでしょう。
なので、マンガを読むかどうかでどちらにするか決めるのがベストですね。
▽Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル▽
▽Kindle Paperwhite▽
まとめ
普通のPaperwhiteとマンガモデルの違いは「容量の差」だと考えればOKです。
基本性能には違いはありません。
Kindleでマンガを読みたい方はマンガモデル、マンガを読まない方は普通のPaperwhiteを購入するのがいいでしょう。
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